
漢江(ハンガン)は、ソウル市民に最も愛されている屋外空間です。
春はレジャーシートを広げてのお花見ピクニック、夏は川辺での一杯、秋は夕焼け散歩、そして冬は川風を感じながらの温かいホットチョコレート。
外国人観光客の間で「ソウルで絶対に体験すべきこと」とよく言われるのには理由があります。
漢江を初めて訪れる場合、どの公園に行くべきか、何を持っていくべきか、何時に到着すべきかなど、迷ってしまうことも多いでしょう。
このガイドでは、朝から深夜までのソウル・漢江ピクニック体験をまとめてご紹介します。公園選びから夜間のエチケットまで、このガイド1つですべて網羅できます。
ソウル漢江ピクニック:公園の特徴とアクセス
初めての漢江ピクニックにおすすめの公園4選
ソウル市内には12か所の漢江公園があります。その中でもピクニックに最も人気のある4つの公園をご紹介します。
汝矣島(ヨイド)漢江公園
広い芝生、コンビニ、デリバリーゾーン、サイクリングロードがすべて1か所に揃っています。漢江ピクニックの定番を存分に体験できます。
桜の季節には、輪中路(ユンジュンロ)の散策と合わせて訪れるのが特におすすめです。
📍 ソウル特別市 永登浦区 汝矣東路 330
🚇 地下鉄5号線「汝矣ナル駅」2番出口から徒歩5分
盤浦(パンポ)漢江公園
夕日の名所であり、噴水ショーで有名なスポットです。盤浦大橋の「月光レインボー噴水」で知られ、夕方以降の見どころが最も豊富です。
📍 ソウル特別市 瑞草区 新盤浦路11キル 40
🚇 地下鉄3号線「高速バスターミナル駅」8-1番出口から徒歩10分 / 地下鉄9号線「砂平駅」3番出口から徒歩7分
トゥッソム漢江公園
サイクリングとピクニックに最適な公園です。レンタサイクル、屋外プール(夏季限定)、スポーツ施設が集まっており、週末にはポップアップイベントが頻繁に開催されます。
📍 ソウル特別市 広津区 江辺北路 139
🚇 地下鉄7号線「トゥッソム遊園地駅」2番出口から徒歩5分
望遠(マンウォン)漢江公園
人混みを離れて静かに楽しみたいならここが最適です。比較的混雑が少なく、望理団通り(マンリダギル)の散策と合わせて立ち寄りやすいのも魅力です。
📍 ソウル特別市 麻浦区 望遠洞 418
🚇 地下鉄6号線「望遠駅」1番出口から徒歩10分

昼のソウル漢江ピクニック
レジャーシートのレンタルとデリバリー注文
レジャーシートを持ってこなくても心配いりません。公園内のコンビニや無人レンタルステーションで少額の手数料でレンタルできます。汝矣島やトゥッソムでは、ピクニックセットのレンタルサービスも営業しています。
日差しの強い日は、ミニパラソルやサンシェードテントを持参するとより快適に過ごせます。場所を確保したら、さっそく食べ物を注文しましょう。
各公園には指定のデリバリーゾーンがあり、住所欄にデリバリーゾーンの番号を入力すれば、配達員が公園内のその場所まで届けてくれます。
「配達の民族(ペダルミンジョク)」や「Coupang Eats」などのアプリが利用でき、チキンやピザから豚足(チョッパル)まで何でも注文できます。
💡 ワンポイント:芝生エリアへのビン類の持ち込みは禁止されています。週末の12:00〜15:00はデリバリーが最も混み合うため、場所を確保したらすぐに注文することをおすすめします。
サイクリングと漢江ラーメン
レジャーシートに座っているだけでなくアクティブに過ごしたいなら、サイクリングがおすすめです。漢江のサイクリングロードは、ソウルでも屈指のライディングコースです。タルンイ(Ttareungi)アプリをダウンロードして登録すれば、クレジットカードですぐに利用できます。
汝矣島〜盤浦の往復は約13kmで、初心者でも1〜2時間で走ることができます。
💡 ワンポイント:料金や利用方法の詳細はタルンイ公式サイトをご確認ください。
サイクリングの後は、漢江ラーメンでピクニックを締めくくりましょう。
コンビニ(CU、GS25など)でインスタントラーメンを購入し、専用の調理器を使ってその場で作ることができます。
漢江の景色を眺めながら食べるラーメンの味は、家で食べるのとは格別です。生卵のトッピングは必須です。
💡 ワンポイント
コンビニの利用方法についてもっと知りたい方は、HomeSinkorのブログをチェックしてみてください!

夕暮れのソウル漢江ピクニック
盤浦の噴水ショーとフォトスポット
盤浦漢江公園を訪れるなら、月光レインボー噴水のスケジュールを事前に確認しておくのがおすすめです。
盤浦大橋の両側から水が噴き出すスケールは圧巻で、夜の公演ではライトアップが加わり、昼とはまったく異なる雰囲気を楽しめます。
5月から7月にかけては、日没と20時の噴水ショーが重なる時間帯があります。その時間に訪れれば、夕焼けと噴水ショーを1枚の写真に収めることができます。
⏰ 運営時間
4月〜10月 / 天候により変更となる場合があります。訪問前にソウル市漢江公式ウェブサイトをご確認ください
- 昼の部:
- 12:00 / 14:00 / 16:00(各回約20分)
- 夜の部:
- 20:00 / 21:00 / 22:00(各回約20分)
最高の夕日写真は西向きの公園から
漢江の夕日は西向きの公園から見るのが一番です。中でも盤浦漢江公園は特に人気があり、盤浦大橋近くの芝生に座ると、夕日と重なる63ビルのシルエットをカメラに収めることができます。
もっと静かな場所がお好みなら、望遠漢江公園も良い選択肢です。城山大橋方面に広がる開放的な夕日の絶景を、比較的少ない混雑の中で楽しむことができます。
島全体がフォトスポットになっている仙遊島(ソニュド)公園は、良い場所を確保するために日没の1時間前には到着しておく必要があります。
💡 ワンポイント:ゴールデンアワーは日没30分前から日没後10分までです。事前に天気予報アプリで日の入り時刻をチェックしておきましょう。

夜のソウル漢江ピクニック
深夜まで漢江を満喫する
日が沈んだ後も、漢江を離れる必要はありません。コンビニで缶ビールを買って川辺に座るだけでも十分魅力的ですが、公園ごとに少しずつ雰囲気が異なります。
汝矣島はチメクスポットやフードトラックで賑わい、盤浦は噴水ショーが終わると自然と夜の飲み会スポットへと移り変わります。
より静かな時間を過ごしたい場合は、トゥッソムよりも望遠がおすすめです。
💡 ワンポイント:公園内での飲酒は許可されていますが、深夜の騒音には十分配慮してください。
運が良ければ、ドローンショーやナイトコンサートに出会えることもあります。
ソウル市では季節に応じて漢江沿いでさまざまなイベントを定期的に開催しているため、漢江事業本部の公式SNSを事前にチェックしておくと、より楽しめます。
特に毎年10月に汝矣島で開催される「ソウル世界花火祭り」には数十万人もの人が訪れるため、午後の早い時間から場所を確保しておくことが必須です。

昼はレジャーシートを敷いてデリバリーグルメ。夕方は夕日と噴水ショー。
夜は川辺で一杯。
漢江は時間帯によってまったく異なる体験を提供してくれます。
ノープランで手ぶらで出かけても大丈夫。
お気に入りの場所さえ見つければ、あとは漢江が素敵な時間にしてくれます。
